尊厳死宣言書(リビングウィル)作成サポート
最後のときを、あなたらしく生きるために
病気や老いによって、自分の意思を伝えられなくなったとき。
あなたの「望む生き方」を支えるための準備が、**尊厳死宣言書(リビングウィル)**です。
この書類は、「延命治療を望まない」「苦痛のない最期を迎えたい」など、
あなた自身の意志を医療や家族にしっかり伝えるための公正証書です。
もちろん、出来る延命処置は全て実施して欲しいという希望も公正証書にすることができます。
当事務所では、看護師・社会福祉士として20年の経験を持つ行政書士が対応します。
医療や介護の現場を知る立場から、単なる書類づくりではなく、
あなたやご家族の心の準備にも寄り添うサポートを大切にしています。
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このような方におすすめです:
•将来、過剰な延命治療は望まないと考えている
•家族に負担をかけたくない
•自分の「最期」について、今のうちにしっかり考えておきたい
•医療現場や施設に、きちんと自分の意思を伝えておきたい
•死ぬ時に苦しいのではないかと思うと不安である
•おひとりさまで終活を開始した
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サポート内容
•ご本人の意向確認と内容整理
•医療・介護現場で通用する言葉への落とし込み
•公証人との調整・文案作成
•公正証書作成サポート(証人手配含む)
•作って終わりにしない連絡提示カードの作成
•ご家族向け意思共有支援で、意思が実現できるようサポート
•医療機関・介護施設向け通知文の提供
•紛失時の再発行サポート
ぜひ、他の事務所とくらべてみてください。ただ、定型文を公正証書にするだけの仕事はしません。
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「まだ元気だから大丈夫」と思っている今こそが、
一番落ち着いて、自分の意思を形にできるときです。
家族介護に一段落したとき、病気や余命の告知を受けたとき、退職して第2の人生を踏み出す自分へのエールとして。
尊厳死宣言書は単なる法的文書ではありません。これは最期の時間を自然に過ごす為の意思表示であり、同時に医療者や家族の迷いや後悔、葛藤を軽くするための思いやりです。
「どう終えていきたいか」を考えることは「どう生き抜くのか」考える事に等しい。
未来の自分、そして大切な家族のために。
“あなたらしい最期”のかたち、一緒に考えてみませんか。
✅ 尊厳死宣言書(リビングウィル)作成の流れとアフターフォロー
🏠 ステップ① ご相談・ヒアリング(初回面談)
•ご本人の意思やご家族への想いを、ゆっくり丁寧に伺います
•「延命治療を受けたくない理由」や「どのような最期を望んでいるか」など、
漠然としたお気持ちを言葉にするお手伝いをいたします
•医療・福祉の現場を知る立場から、専門用語をかみ砕いて説明いたします
🕰 時間:60分程度(ご家族同席も歓迎)
💬 費用:ご相談時に明示いたします。相談は初回10000円、契約時総支払費用に充当いたします。
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✍️ ステップ② 内容整理・文案作成
•面談内容をもとに、尊厳死宣言書の文案(草案)を作成します
•医療機関・施設でも意図が正しく伝わるよう、現場対応に強い言葉選びを行います
•必要に応じて、ご家族とも一緒に文面を確認し、合意形成をサポートします
📄 提出:草案の確認用データ or 紙でお渡し
🔁 修正回数:原則2回まで無料対応。
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🖋 ステップ③ 公証役場での手続き
•お近くの公証人役場との日程調整・手配も当事務所でサポートします
•公証役場での読み上げ・署名・押印の手続きに同行いたします
•病状等の理由で自宅や病院、施設から外出できない場合は公証人に出張を依頼いたします。
•公証役場に行くための福祉タクシーの手配も可能です。
🏛 場所:ご本人の住所地近くの公証役場
🧾 所要費用:約11,000円~15,000円(公証役場手数料実費)別途ご負担ください。
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💠 ステップ④ お渡し・活用サポート(重要)
•完成した尊厳死宣言書(公正証書)は、原本・正本・控えの3部セットでお渡しします
•あわせて、以下のような活用支援を行います:
🔹【携帯カードの作成】
→ 緊急時に本人の意思を伝えられるカードを無料で作成(財布に収納できるサイズ)
🔹【家族への説明サポート】
→ ご希望により、ご家族にも内容を説明するための補助文を提供し、、誤解や不安の解消に努めます。ご理解が得られない場合もありますが、当事務所の場合ほとんどの方にご理解を頂いております。
もちろん、ご家族には内密にすることも可能です。
🔹【医療機関・施設向け通知文を作成できます】
→ 必要に応じて、医療・福祉施設へご本人の意思を伝える補助文をご提供します
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🔁 アフターフォロー
•内容変更や更新、紛失による再作成が必要なときは、いつでもご相談ください。(リピート価格で作成いたします。)
•他の遺言執行や成年後見業務と組み合わせて受任する場合は行政書士事務所での登録台帳管理を行います
→ 紛失時の再発行サポート/家族や施設からの照会にも対応可能、
•他の終活サポート(遺言・死後事務委任・エンディングノート等)も充実させており必要な時に必要な支援が出来るようにしております。
✅ 料金設定
🌿 「2段階の安心プラン」
プラン名内容報酬額(税抜)
🟦 基本プランご本人ヒアリング+文案作成+公証役場手続サポート45000円
🟩 安心サポートプラン(オススメ)上記+家族説明サポート+携帯カード+医療機関・介護施設通知文 55000円
別途公証人への公正証書作成費用がかかります。
ご注意
尊厳死宣言書は意思表示ができ、自分の署名が出来る方が対象です。
認知症や寝たきりですでに意思表示や署名が困難な場合は公正証書での対応はできません。
✅ よくある質問(Q&A)例
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Q1. 「尊厳死」と「安楽死」は同じことですか?
A.いいえ、まったく異なるものです。
尊厳死(リビングウィル)は、「延命治療を望まない」という本人の意思を尊重し、自然な最期を迎えることを選ぶことです。
一方、安楽死は、医師などが積極的に命を絶つ行為であり、日本では原則として法律で認められていません。
ブログ→安楽死と尊厳死の違い
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Q2. 病院や施設は、尊厳死宣言書をちゃんと見てくれるのでしょうか?
A. 法的な拘束力はありませんが、本人の明確な意思表示として、医療現場では非常に重要な資料として扱われます。
特に、公正証書で作成されたリビングウィルは、医師や施設にとって「安心して方針を決める根拠」となります。
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Q3. 家族が「延命してほしい」と言ったら、書類の効力はなくなるんですか?
A.尊厳死宣言書にご本人の意思が明確に書かれていれば、医療者はその意思を最大限に尊重します。
当事務所では、ご家族にも説明を行い、「家族と本人が同じ方向を向けるように」支援します。
但し、尊厳死宣言書に法的な拘束力はなく自身の意思表示が出来ない場合はご家族の意向が採用されることはあります。昨今、親の年金などを子世代が生活費に充てているケースがあり延命治療が行われる事もあります。
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Q4. 延命治療をやめるって、何もしないってことですか?
A. いいえ、「苦しみを和らげる医療(緩和ケア)」はしっかり行われます。
尊厳死宣言書は、「望まない延命は避けるけれど、安心して穏やかに過ごすケアは受けたい」という意思を伝えるものです。
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Q5. 尊厳死宣言書を作るタイミングはいつがいいですか?
A.まだ元気なうちが最適です。
**「いざというとき」には意思を伝えることが難しくなることもあるため、**心身が安定している今こそ、最期を考えるよいタイミングです。病気の告知を受けたとき、健康診断の値が悪かった時、退職などの人生の節目、家族の介護に一段落付いたときなどに作成する人が増えています。
公正証書は録音や録画では対応出来ないため受け答えと自分で署名が出来なくなると作成が困難です。
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Q6. あとで気持ちが変わったら、書き直せますか?
A. はい、いつでも変更・撤回が可能です。
当事務所では再発行や更新のサポートも行っておりますので、ご安心ください。
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Q7. 尊厳死宣言書は、行政書士に頼まず自分で書いてもいいの?
A. もちろん可能です。ただし、文面が不明確だったり、誤解を招く表現になっていると、医療現場での判断が難しくなります。
当事務所では、医療現場で通用する表現や構成に落とし込み、公証人との調整も含めたサポートを行います。
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Q8. 家族に見せたくない場合でも作れますか?
A. 可能です。ただし、尊厳死宣言書の効果を十分に発揮するには、ご家族への共有や説明も非常に大切です。
プライバシーを尊重しつつ、必要な範囲で適切な伝え方をご提案いたします。
Q9. リビングウィルに有効期限はありますか?
A. 法律で決まった有効期限はありません。
ただし、作成から年月が経っていると「今もその意思があるのか」と医療者が迷うこともあります。
当事務所では数年ごとの見直し(更新)をおすすめしており、再発行サポートも行っています。
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Q10. 「延命治療」と「普通の治療」の違いがよく分かりません…
A.ごもっともな疑問です。
たとえば「点滴」「酸素」「抗生剤」などは一見普通の治療ですが、
終末期において“生き延びさせるためだけ”に行うと、延命治療とみなされることがあります。
その判断は医師との話し合いになりますが、事前に希望を明確にしておくことで、医療側も判断がしやすくなります。
鼻から管を通したり胃に穴を開けて直接栄養を入れる経管栄養などは人によっては食べれなくなったら終わりにしようという意思に反する延命治療となります。
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Q11. 死に方を選ぶって、倫理的に問題はないのですか?
A. 尊厳死(リビングウィル)は「死を選ぶ」ことではなく、“どう生ききるか”の意思表示です。
倫理的な議論はありますが、実際の現場では、
「自分で選び、家族を悩ませず、穏やかに看取られる」ことが、本人にも周囲にも救いになると考える医療者が多いです。
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Q12. リビングウィルを宗教的に反対されることはありますか?
A. 宗教の教義によっては「延命を放棄すること」に慎重な考えをもつ場合もあります。
ただ、多くの宗教では**「本人の意思を尊重すること」や「苦しまずに最期を迎えること」を大切にしています。**
不安がある場合は、宗教者と話し合う機会をつくることも可能です。